
化学メーカーの研究職は会社で1日をどうやって過ごしているのか
プライベートの時間は十分にあるのかを
現役化学メーカー社員が紹介します
化学メーカー研究職の1日の予定、タイムスケジュール
化学メーカー研究職の忙しさ
私(@hoheikun_cheme)は研究職として化学メーカーで働いています。
就活生の時は化学メーカーの研究職の方がどのような働き方をしているか、具体的にイメージできていませんでした。
研究職の1日のスケジュールについて詳しく知っていれば、より深く研究職のことを理解できていただろうと思います。
この記事では、就活生の皆様の参考となるように、化学メーカーで働く私の1日のスケジュールを紹介します。



入社1年目のタイムスケジュールについて紹介します
化学メーカー研究職の1日
タイムスケジュール





実験がある日の1日のスケジュールの例を示します
化学メーカー研究職の1日
6:30 起床・朝食
7:30 通勤
8:30 出社・就業
8:30〜9:00 メールチェック・雑務
9:00〜12:00 実験
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜17:00 データ整理、資料作成
17:00 退勤
18:00 帰宅・夕食
19:00〜23:00 自由時間
23:00 就寝
業務内容
大手の化学メーカーであればたいていの会社は社員寮を有しているところが多いため、近くに住んでいる人が多い印象です。社員寮であれば、会社は家から徒歩圏内です。
私は、入社してすぐに結婚したため、社員寮を出て、借り上げ社宅に入りました。



社員寮は格安ですが、風呂トイレが共同であったり、設備が古かったりするため、すぐに退寮する人が多かった印象です


社会人1年目は、先輩や上司の指導のもと、基礎となる実験や作業を一つひとつ習得していきました。入社後はテーマが与えられるものの、その進め方は決して一人で決めるわけではなく、先輩や上司と相談しながら慎重に進めていきます。
私の担当したテーマは、他部署との連携が欠かせないものでした。そのため、電話での調整、請負契約の方への作業依頼、さらには関連書類の作成など、学生時代には経験したことのない業務にも次々と挑戦することになりました。



業務はチームで進めることが多いので
他の人との積極的なコミュニケーションは重要です
とはいえ、計画通りに業務を進めることができたおかげで、残業はほとんどなく、定時にはすっきりと仕事を終え、気持ちよく帰宅していました。



最近の化学メーカーは定時で帰宅させることが多いようじゃ
わしの時代では考えられんがな
化学メーカー研究職の休日
土日は、妻と一緒に過ごすことが多くありました。私は休日出勤や深夜勤務がなかったため、休日はゆっくりと休むことができました。
また、大手メーカーではゴールデンウィークやお盆、年末年始の休暇もまとまった連休として取得できるため、その機会を活かして海外旅行に出かけることもありました。



9連休とか10連休を取ることもできます


まとめ
化学メーカー研究職1日の様子をお届けしました。今回のものはほんの一例です。
普段は研究所にいますが、試作試験のときは工場に出張し、生産機で試作試験を行うこともあります。



基本的な業務は研究室でしていたことの延長線でしたので
不安になる必要はないと思います
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