どうもー「歩兵くん」です。
私は2024年に化学メーカーに新卒で入社した社会人1年目の普通の社会人。
化学工学を専攻し、京都大学大学院を卒業後、現在は生産プロセスの改善やデータ分析の仕事をしています。
「歩兵くん」についてのあれこれ

まずは歩兵くんの由来から
なぜ“歩兵くん”?
- 社会に出たばかりの私はまだまだ「歩兵」のような存在だから。
- 我が家では妻(=将軍)に仕える歩兵です(笑)。
- 戦国時代が好きで、「歩兵」がいるからこそ合戦は成り立つという信念を持っています。
- そして、「歩兵」のように着実に一歩ずつ努力していきたいからです!💪
趣味
- スノーボード: 冬になると山にこもります!
- 城巡り: 日本全国のお城を見るのが大好きで、歴史に思いを馳せながら楽しんでいます。
- 海外旅行: 異文化を体験し、新しい視点を得るのが楽しいです。
座右の銘
「諸行無常」
変化が避けられない世の中だからこそ、その変化を楽しみ、受け入れて成長していきたいと思っています。
化学メーカー技術開発職とは
技術開発職
京都大学で化学工学を学び、修士課程を修了した私は、新卒で化学メーカーの技術開発職に配属されました。配属先は、水処理部門で海水やかん水を真水にする技術を開発する部署でした。人々が安全に水を飲めるようにする、まさに社会貢献度の高い分野です。
技術開発職の仕事は、新製品を生み出すことです。私が担当するテーマも、新しい水処理技術の開発であり、成功すれば年間1億円規模の事業利益を見込めます。数字だけを見ると壮大な話に思えますが、実際の仕事は地道な試行錯誤の連続でした。
普段は滋賀にある研究所で働いており、試作品を作っては評価・分析を繰り返しています。しかし、研究室だけで完結する仕事ではありません。試作品の製造には、工場にある大規模な生産設備を使う必要があるため、愛媛の工場に出張して工場の現場作業員と一緒に試作を行います。これがまた、一筋縄ではいきません。



月に1回の出張は結構大変です
「ものづくり」の醍醐味
研究所で手のひらサイズの試作品を作っていたのが、工場では何十倍、何百倍ものスケールになります。巨大な機械を動かし、現場作業員と力を合わせながら試作品を作り上げていきます。この「ものづくりの醍醐味」を味わえる瞬間が、技術開発職の大きなやりがいです。
さらに、成功した製品は市場に出て、実際に使われることになります。ただの研究では終わらず、社会にインパクトを与えられるのは、この仕事ならではの魅力です。
苦労
一方で、苦労も多くありま。特に工場での試作時には、研究所では味わえない難しさがあります。
まず、現場作業員とのコミュニケーションです。技術開発職の私は、どちらかというと理論やデータに強いタイプです。しかし、工場ではそれだけでは通用しません。「どうすれば現場で実際に動かせるのか?」という視点を持たないと、作業員との意思疎通がうまくいきません。
次に、大量の書類作成。研究や試作を進めるには、申請書類や報告書の作成が不可欠で、これがまた膨大な量になります。「技術開発職って、こんなに書類書く仕事だったっけ?」と最初は驚きました。試作の申請書類を書き終えたころには、「もう、試作品作らなくてもいいんじゃないか…?」と錯覚するほどの労力を費やしています。
さらに、試作の肉体労働も意外な難関です。研究所ではパソコンや分析機器を相手にしていることが多いが、工場では話が違います。大きな機械を動かし、重量のある材料を運び、粉塵にまみれることもあります。初めての試作では、想像以上に体力を使い、翌日全身筋肉痛になったこともあります。



まさに汗水を垂らして働くようなものです
技術開発職の良さ
大変なことは多いが、それでも技術開発職を選んでよかったと思います。自分のアイデアが形になり、それが社会で使われる可能性があります。新しい技術を生み出す難しさと面白さを、日々実感しています。
このブログが、就活生に役立つ化学業界に特化したブログになることを目指して作成していきます。



下にある記事もみてください




コメント