はじめまして。私(@hoheikun_cheme)は、大学院卒業後に化学メーカーで技術開発職として働いています。
「研究と就活、どちらを優先すべきか?」— 理系の修士1年生をはじめ、多くの学生がこの悩みに直面するのではないでしょうか。研究も大事だけれど、将来のキャリアも考えなければならない…。
そんな葛藤を抱える方に向けて、この記事では私の考えをお伝えします。もちろん、就活の向き合い方は人それぞれ異なりますが、一つの参考として読んでいただければと思います。
研究と就活のどちらを優先すべき?

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研究と就活のどちらを優先すべきか
結論から言うと、「就活中は就活に集中すべき」と考えています。
就活を優先すべき理由を3つ紹介します。
1. 就活は人生における最大の投資だから
2.就活は人生の分岐点であり、自分の道を切り拓く責任を持つことができる
3.就活に取り組むことで、自分の考えが整理されるから
就活は人生における最大の投資だから
「就活は人生最大の投資」という言葉を聞いたことありませんか?
例えば、自分が生涯3億円稼ぐとして、その労働力の資本をどこに投資するのかは徹底的に考え抜くことは大切だと思います。わたしは今後数十年間の人生を捧げる会社を決めるのに準備不足のまま数か月で決めるのは不安だと考えていました。
数ヶ月から半年間ほどの取り組み方で今後40年の人生が大きく変わる可能性があります。転職をするにしても、ファーストキャリアをどう踏み出すかは非常に大事だと思います。
就活経験者のわたしが伝えておきたいことは「就活はある意味で理不尽である」だと思います。というのも、飛び抜けた才能や学歴、そして際立つ実績があってたとしても、人との相性や企業文化などという定性的なもので、内定を取れないことだってあります。裏を返せば、時間をかけて念入りに丁寧に準備することが出来さえすれば、圧倒的な能力や学歴の持ち主であるライバルにだって勝つことができる機会があるということです。



就活は人生を逆転する千載一遇のチャンスでもありますね


自分の道を切り拓く責任を持つことができるから
就活は人生で最も大事な岐路であり、今後のキャリアを踏み出す上で、深く考えずに就職先を決めるのは非常にもったいない気がします。わたしの意見では、学生時代の数年間の研究と数十年の社会人生活、どちらが自分にとって重みがあるかという判断基準で決めました。
学生時代の研究で成果を出すことは非常に重要ですが、成果は研究の進捗状況や、テーマの難易度に依存する一面もあります。成果よりもむしろ、研究への取り組み姿勢やテーマ推進の過程で生まれる創意工夫および、学び気づきこそが就活に生きる財産だと思います。そのため、これまで研究に一生懸命であれば既に獲得している力であると考えています。



自分の道を切り拓く責任を持つことができますね


就活に取り組むことで、自分の考えが整理されるから
就活に真剣に取り組むと、自己分析を行いエントリーシートを作成し、面接を受けるので、自分の考えが整理されていきます。そのうちに、自分の1番したいことが見えてきます。
今、自分がなにが好きだったのか、なにをしたいのか、これからなにをしていきたいのか。こういったことは就活の中で、自己分析をすることで見えてくることが多いので、就活を真剣に取り組むことは大事だと思っています。



自分がなにをしたいのかを真剣に考えるのは
就活のときぐらいじゃないでしょうか


まとめ
就活か研究かどっちを優先すべきかという記事を書いてみました。私は「就活」を優先すべきだと考えていますが、個々人の状況もあるため、熟慮を重ねた上で、自分の信念を突き通すことが重要であると思います。みなさんが最終的に納得のいく結果が得られますように!
最後までご覧いただきありがとうございます。他の記事もご覧いただければ嬉しいです。






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