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[化学業界のあるある] ハンコリレーで時間取られすぎ!!書類作成時間を大幅に増加させる魔物

はじめまして。私(@hoheikun_cheme)は、大学院卒業後に化学メーカー技術開発職として働いています。

今回は、化学メーカー技術開発職として働く1人の社会人として、化学メーカーで働く上で感じた化学業界のあるあるを紹介したいと思います。

歩兵くん

日本企業のあるあるかもしれませんが、、、

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ハンコリレーの始まり

私は技術開発職に従事しており、工場の生産機で試作品の製造します。試作品を製造するには、何百万円というお金がかかるため、膨大な書類とその承認が必要となります。その書類を整えるためには、まず以下の順番でハンコを集める必要なんです

  1. 担当者(私)
  2. グループリーダーGL
  3. 技術開発課長
  4. 生産課長
  5. 生産部長
  6. 技術部長

書類は担当者である私から始まり、最終的には技術部長まで回るのですが、最大の課題は、上司たちが非常に忙しいことです。上司たちのスケジュールに合わせるために、一日中オフィスの廊下を歩き回りながら、タイミングを見計らってお願いするということが、しばしば起こります。忙しい上司たちにお願いするのは非常に気が引けますが、業務上仕方のないことです。

歩兵くん

上長を得る必要があるのはわかりますが
多すぎますよね、、、

試作品後の評価と報告書

試作品が完成した後には、評価と分析を行い、その結果を報告書としてまとめる必要があります。この報告書もまた、上司に確認してもらい、最終的に承認を得るための手続きが必要です。そのためには、再びハンコリレーが必要です。

評価結果を報告書としてまとめた後、まずは私が内容を確認し、その後、以下の順番でハンコを集めます。

  1. 担当者(私)
  2. グループリーダーGL
  3. 技術開発課長
  4. 技術部長

ここで注意すべき点は、技術部長からの承認が得られない場合、報告書を修正して再度ハンコリレーをやり直すことです。もし技術部長が内容に修正をくらうと、もう一度同じハンコリレーがはじまります。

歩兵くん

もう一度、GLや課長に承認をお願いしなければなりません、、、

まとめ

ハンコリレーは、大きなお金が動き、たくさんの人手がかかることを上長が承認するために、はじまった文化だと思いますが、非常に時間を取られてしまいます。

ハンコリレーは化学メーカーだけでなく、日本の大企業のあるあるかもしれません。

歩兵くん

大企業では避けては通れないかも、、、

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