
研究職の仕事が難しい、、、
もうやめようかな
私も入社したばかりの頃は、用語の意味もわからず苦労しました。
特に繁忙期は大変で、同期にも「ついていけない」と嘆いている人さえいます。
ですが、対処法をしっかり実践していけば大丈夫。
本記事では、現役化学メーカー社員の私が「研究職の仕事についていけないときの対処法⇩」について解説します。
実際に経験があるからこそ紹介できる対処法は多いです。
本記事を読めば、研究職の仕事へのストレスが激減しますよ。
現役化学メーカー研究職
国立大卒化学工学専攻
化学メーカー転職市場を熟知
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最初は研究職の仕事についていくのが大変


研究職の仕事は専門用語も多くて、ついていくのが大変ですよね。
特に最初は、
- 化学基礎知識
- 企業の文化・価値観
- 実験方法
などなど、ついていくだけで精一杯。
1年目は覚えていくだけでも難しいので、痛いほど気持ちがわかります。
ちなみに、ネット上にもついていけずに苦労している人がたくさんいました。
研究職についていけず悩んでいる人
情報系の院卒も大量にいるので、使えない人だらけだとは思わない……
— まらりん社長@ブログで1万円稼いだ千葉賢民 (@mararin_bottom) April 17, 2021
研究職とかもあるし。
自分は大企業の孫会社に勤務しているが、周りも親会社も研究所の人も優秀すぎて、まったくついていけない……
大きく2つですね。①生命科学の研究をしていたのですが、難しすぎてついていけない状況でしたので、専門分野を捨てるの覚悟ができていた。②東京or東京近辺勤務で職を探していた。 #Peing #質問箱 https://t.co/L2gCEQfpcA
— ポンタ (@SE_pontacard) May 31, 2020
みんな似た悩みを抱えていますね。
だから、今ついていけないと感じている方も、そこまで気に病む必要はありませんよ。
研究職の仕事についていけない理由


「研究職の仕事についていけない」と感じる理由は以下3つ。
研究職は覚えることが多い
研究職の仕事についていけないと感じる最大の理由は、覚えることが多いから。
研究職は専門分野であり、化学、物理の知識などがないと仕事になりません。
だからこそ、焦りとプレッシャーに押しつぶされそうな人も多くいます。
とくに最初は、一度も聞いたことのない専門用語が飛び交う環境なのでストレスも強いです。
毎日が覚えることの連続で、打ちのめされやすい傾向にあります。
慣れればルーティンワークになるので、少しずつ慣れていきましょう。



わたしも2年目くらいでようやく慣れてきました


覚えるのは化学の知識だけじゃない
研究職で覚えるべきことは化学、物理の知識だけではありません。
私が研究職の仕事をする前は「研究=大学」というイメージでした。
事実ではあるものの、大学院とき同じようにしていては研究職は務まりません。
具体的には、
- 業務の効率化
- システムの活用
- 地域環境の保全
- 実験装置の使用方法
なども必要です。
とくに中小企業やベンチャー企業では規模が小さいので、総務や人事なども研究所が兼業することがあります。
想像以上に覚えることがあって、ついていけないと感じる方が多いですね。



分析が機器がたくさんあったので
使い方を覚えるのに苦労しました
最初はミスをたくさんする
研究職になりたての方は、最初はミスをたくさんします。
研究職は意外とミスする場面が多いんです。
具体例を挙げると
- データ入力ミス
- 実験操作のミス
- 書類の紛失
などがあります。
ミスをすると、上司からつつかれて、メンタル的にもきつくなってしまいますよね。
しかも対応に時間を取られて、文字通り「ついていけない」と感じてしまいがちです。
しかし、対処法を知っていれば落ち着いて対応できます。
具体的な対処法は以下のとおり。
- 整理整頓を心がける
- 事前準備を徹底する
- 業務を効率化する
- セルフチェックを怠らない
もっと詳しく知りたい方は「とんでもないミスをしたときの対処法」で解説しています。
ミスをした経験がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


研究職の仕事についていけないときの対処法





研究職についていけない、、、
私には向いていないでしょうか
大丈夫です。
研究職の多くが「仕事についていけない」と感じる瞬間を経験しています。
でも具体的な対処法を知っていれば、なにも怖くありません。
研究職の仕事についていけないときの対処法は以下4つ。
化学知識を学ぶ
研究職の仕事についていけないときの1番の対処法は、化学、物理の知識を学ぶこと。
研究職は科学現象を用いて活かして、会社に利潤をもたらす仕事です。
「化学、物理の知識がない」という人は、まず勉強し直してみてください。
事実として「化学の勉強」と「研究職の実務」は結びつくところが多いです。
だから、
- 化学の知識を学んでるとき→実務を想像しながら学べる
- 実務をしているとき→化学の知識が活かせる
となり、双方に良いところがあります。
また、社内での評価をあげたい人は、資格の取得をおすすめします。
化学業界の研究職におすすめの資格は以下で紹介していますので、チェックしてみてください。


Excelの勉強をする
Excelの勉強をするのも、研究職の仕事についていくために重要なスキルです。
大学、大学院の研究室の時代に身に付けた人も多いと思いますが、研究職ではもっと使用する機会が多いです。
Excelでは業務効率化が簡単にできるので、無駄な時間が減って早く帰れるようになります。
大手だと比較的余裕がありますが
- 資金が足りず人員を削減している
- 自動化のシステムが整っていない
- 研究職以外も兼任する必要がある
などの理由で、効率化は必須です。
特にベンチャーや中小企業だと、システムが整備されておらず、激務になりがち。
最初は時間がなくて、バタバタすることも多いので実用性がありますよ。
しかも、Excelは短期間でスキルが身につくのがメリットです。
研究職になって間もない人にオススメです。
上司にコツを聞いてみる
思い切って上司にコツを聞いてみるのも1つの方法です。
1人で解決しようとする姿勢も大事ですが、経験者に悩みを話すことで心は軽くなります。
ただし、あくまで「上司ならどうするか」と、上司目線で聞くことがポイントです。
聞かれた側も自分目線で伝えられるため、気持ちよく教えてくれます。
上司も新人の頃は通ってきた道です。
自分では決して思いつかない意外な視点で、アドバイスが貰えることもありますよ。
職場環境を変えてみる
状況によっては、職場環境を変えてみるのが大切です。
「覚えることが多い」という充実した大変さであれば、先程紹介した
といった対策で解決できます。
しかし、
- 無視されることがある
- 質問しても回答してくれない
- 上司が威圧的でいつも怒ってくる
などの場合は、研究職以前に職場の問題です。
職場環境が悪い場合は、ガラッと変えるほうが自分のためになります。
環境を変える手段として、ぜひ転職も視野に入れてみてくださいね。



職場環境を変えたい人はぜひこのまま読み進めて
仕事についていけなくても、我慢しすぎる必要はない


仕事についていけない方も、半年〜1年も経てば慣れてくることが多いです。
だから少しは我慢してみると、その後の世界に光が見えてくるかもしれません。
ただ「職場環境を変えてみる⇧」でも解説した通り、社内や上司に問題があるなら我慢は不要です。
仮にあなたが成長したとしても、また新たな問題が発生します。
そんな環境に我慢してい続けても、1つしかないアナタの体が壊れるだけ。
そんなときは、思い切って転職活動から始めてみましょう。
ちなみに、経験者で転職するなら、エージェントの活用が必須です。
あなたの希望にマッチした求人を紹介してくれますよ。
ただし、年代や希望する場所によって使うべきエージェントは変わります。



おすすめの転職エージェントは後ほど紹介するので
お待ちください
【まとめ】研究職についていけないと感じたらしっかり対処しよう
研究職についていけないと感じたら、しっかり対処しましょう。
私も重い腰をあげて、できるところから対処したからこそ、良い環境で研究の仕事をこなせています。
ついていくのが精一杯な時期だとは思いますが、1つ1つこなしていけば大丈夫です。
どうしてもこの環境では無理だと感じたら、転職も視野に入れてみてくださいね。
ちなみに、経験者が転職をするなら、転職エージェントの活用が必須です。



おすすめのエージェントは後ほど紹介します!
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイト『化学業界の歩兵』では、研究職で楽しく働くための情報を発信しています。
よければ他の記事も参考にし、楽しい研究ライフを送るための判断材料にしてください。
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