
研究職の仕事つらすぎる
もうこんな仕事やめる!!
このように、勢いで研究職をやめてしまった結果
- 転職活動がうまくいかない
- 転職しても改善されない
- 不満があるのは「研究職」じゃなくて「会社」だった
と、後悔してしまう方は非常に多いです。
もちろん「研究職を続けろ」と言いたいわけではありません。
ただ
- 研究職をやめたい理由
- 適切な対処法
を、明確にしないことには、先人たちのように後悔してしまう可能性があります。
ということで本記事では、研究職をやめるまえにチェックしてもらいたいことをすべて紹介していきます。
最後まで読めば、今の辛い職場環境を後悔することなく変えられますよ。



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化学メーカー転職市場を熟知
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研究職をやめたい方へ伝えておきたいこと





研究職なんて仕事はダメだ。
もうやめる!
こう思った方も、少しだけ待ってください。
なぜなら「やめたい理由によっては、研究職から離れたときに後悔する可能性があるから」です。
やめたいのはホントに研究職の仕事?
あなたがやめたいのはホントに「研究職の仕事」でしょうか?
もしやめたい理由が
- 給料が低い
- 人間関係が悪い
- やりがいがない
- 残業ばかりで忙しい
などであれば、原因は「研究職」ではなく「あなたの会社」にあります。
だからあなたには「研究職のまま、環境の良い職場を目指す」という選択肢を考えてほしいのです。



同じ研究職でも、上記の悩みを改善する方法はちゃんとあるから
貴重な研究職の経験を活かす方法もある



確かに「研究職」じゃなくて「会社」に原因があるかも、、、。
でも、研究職以外に転職してもよくない?どのみち環境は変わるわけだし
それは、あなたが積み上げた研究職の経験を無駄にしてほしくないからです。
研究職転職では基本、経験者が優遇されます。
意外かもしれませんが、研究職はステップアップするほど
- 年収が高い
- 残業が少ない
- 人間関係が良好
といった傾向にあるんです。



えー高いレベルを求められるし、
忙しそうじゃん、、
実はそんなことはありません。
レベルの高い会社ほど、
- 研究職の社員が優秀
- システムも導入されている
といった理由から結果的に効率良く会社が回ります。
会社に余裕が生まれると、必然的に職場環境も良くなりますよね。
経験者であるあなたは、そんな企業へ転職できる切符(経験)をすでに持っています。
その切符を捨て、異業種でゼロから頑張るのはもったいない。
ぜひ今の経験が活かせて、今の悩みが解決できる環境を手に入れてもらいたいです。



もちろん「研究職」に原因がある方は異業種転職でもOK!
その見極め方はこのあと紹介するね
まとめると
- 環境の良い研究職はたくさんある
- 知らずに研究職を原因にすると後悔する可能性あり
- 研究職の経験を活かせば、環境の良い会社に入りやすい
こんな感じです。
研究職をやめたい7つの理由と対処法


私は「研究職続けろ!」と言いたいわけではありません。
大事なのは、やめたい原因を探ったうえで、
- 会社内で対応する
- 他の研究職へ転職する
- 異業種へ転職する
など、状況に応じた対応が必要ということです。
よってここからは「研究職やめたい」という方が感じてる、7つの要因をピックアップしました。
ぜひ気になる箇所をタップして最適な対処法を取り入れてみてくださいね。
残業が多い
「残業が多いから研究職やめる!」という方は多いです。
確かに「研究職は残業関係なく真理を追求する」といったイメージは強いですよね。
実際に「月80時間以上残業してる」といった研究職がいるのも事実です。
逆に、同じ研究職でも、残業がほぼない企業は存在します。
これだけ会社によって違いが出るのは、研究職の仕組み上
- ノルマがない
- やった分だけ仕事が進む
など、残業のない職場環境が生まれやすいからです。
営業や現場仕事・サービス業は、業界的にどこへいっても残業が一般的ですからね。
これを考えると、残業が多いのは「研究職」ではなく「今の会社」である可能性が高いことがわかります。
残業の多い研究職の会社は、決まって
- 人手不足
- システム導入が不十分で非効率
といったケースが多いです。
こういった会社は自分の力でもどうしても改善できません。
なので対処法としては「他の研究職へ転職する」が一番確実です。
しかも研究職の経験を積んでいる方は、ホワイト企業へ入社できるチャンスでもあります。
ぜひ、少しでも残業の少ない会社への転職を検討してみてください。
まずは転職エージェントに相談してみるだけでも全然OK。
意外と数年の研究職経験があるだけで「今より良い条件の企業たくさんある!」と、気付きのキッカケにも繋がります。



「残業が多いから研究職をやめる!」は超もったいない!
求人チェックだけでもいいからぜひ登録して残業の少ない企業があるか確認してみてね
研究職の仕事を覚えるのが大変
研究職へ転職したばかりの方は
- 書類の場所が覚えれない…
- 実験方法がわからない…
- 化学が難しい…
と、覚えることが多く「もう無理、研究職やめよ。。」となりがちです。
私も入社後1年目は覚えることだらけで苦労しました。
しかし、この段階での転職はおすすめできません。
入社してから1~2年は慣れの期間です。
だいたい2年目くらいからは、業務内容も分かってきてラクになります。
もちろん「上司のパワハラ」「残業過多」といった会社の場合、無理に留まる必要はありません。
しかしやめたいと思った理由が「研究職の難しさ・大変さ」であれば、1~2年は耐えてみることをおすすめします。
大きなミスをした
「またミスしちゃった最悪だ研究職やめよ…」という方もちょくちょく見かけます。
確かに大きなミスをしたときは、やめたくなってしまいますよね(気持ちすごくわかります)
でも、ミスには必ず原因があります。
- 時間がなくて焦った
- 長時間労働で集中力が切れた
- 怒られるのが怖くてプレッシャーを感じた
この場合「研究職向いてないからやめる」は、もったいない選択です。
これだと他の仕事でもミスしてしまいますからね。



でも研究職ってミスしちゃだめじゃん
たしかに研究職は、1円のズレも許されないほどミスにはシビアです。
でも大事なのはその先です。
ミスをした際に
- しっかり対処する
- 再度ミスしないための対策を考える
これができるだけで精度も上がり、気づけばミスの少ない研究職になっています。
しかもミスは誰でもするものなので、一時的な感情で研究職を手放すのはもったいないです。
あまり「ミスする研究職は向いてない…」と気負いすぎる必要はありませんよ。
職場の人と合わない
- 上司がウザい!
- 毎日怒ってくる!
- 有給申請したら嫌な顔される!
このように、職場の人と合わずにやめてしまう方は多くいます。
これは研究職に関係なくどの職種でも見る光景ですね。
正直こういった状況の方は、今すぐやめてOKです。
むしろ身体やメンタルを壊してしまう前に動いてほしい。
こういう会社は中々自分からは変えられません。
「上司変わらないかな〜」と悩んでいたら10年経った。なんてこともよくある話です。
であれば、自分から動くしか方法はありません。
私の職場のように、人間関係も良好な研究職環境はたくさんあります。
今の職場環境に不満のある方は、ぜひ転職活動からでも良いので進めてみてくださいね。
「転職する」と心に決めたら転職先が決まってなくても心は軽くなるものですよ。



こういった悪い環境にいる時間は一番もったいない!1日でも若い今行動するのがおすすめだよ!我慢して体壊さないでね
1日中実験するのが辛い



1日中実験し続けるのは結構つらい
こういった方は、他業種への転職を検討しましょう。
研究職はどの企業でも、基本的に実験があります
これは研究職という仕事上避けられない事案なので、他の仕事を探すほうが良いでしょう。



それでも研究は好き
こんな方は、化学メーカー以外研究職への転職を検討してみても良いかも知れません。
例えば、
ITエンジニア、分子シミュレーション(MD)研究、プロセス研究などなど
化学メーカーの研究職は実験することが必須となることが多いですが、他の分野ならば実験がないところもあります。
そして研究もどっぷりできる。
「研究は好きだけど実験は…」という方には丁度よい選択ですね。



出世して管理職になると実験ばかりじゃなくなりますよ
年収が低い



研究職は年収低いしやめたいな、、、
先に言っておきますが、研究職の年収は低いわけではありません。
全国の平均年収 | 403万円 |
研究職の平均年収 | 506万円 |


ではなぜ、研究職の年収は低い(と言われる)のか?
理由は
- 売上に直結しない
- 最初はルーチンワークばかり
- 経験年数に応じて給料が上がっていく
といった研究職の給与体系に問題があるからです。
要は年功序列で評価されにくく、経験年数が少ない方ほど年収が低いという実態があります。
しかし実データにもある通り、研究職の平均年収は約500万。
中には年収1,000万以上の研究職も数多くいます。
こういった研究職は決まって「転職を繰り返している方」が多いです。
年功序列で評価されにくいため、今の経験を活かして評価してもらえる企業へ移るイメージですね。



転職以外にも年収アップのコツがありますよ
今の仕事ではやりがいがない
研究職に慣れすぎると「やりがいなくてつまらない」という方もいますよね…。
会社にもよりますが「ここ数年ずっと同じ業務」といったパターンはよくある話です。
年功序列で中々評価されない研究職の悪い部分ですね。
しかし研究職には、大きな仕事から経営層に提案できる仕事まで幅広く存在します。
こういったレベルの高い業務に挑戦し、刺激を得たい方はぜひ他の研究職へ転職してみてください。
研究職転職は「現時点での経験」を活かして、適切に評価してもらえる企業へ入社しやすいのがメリットです。
さらに「やりがい・経験」を求めて転職活動されてる方は、熱量も高く、他企業からも歓迎されやすい傾向にあります。



おすすめの転職エージェントは別の記事で紹介します
どうしても会社がやめづらい時の対処法





1日でも早く転職活動始めなきゃ!
でも今の会社に悪いし、やめにくいな・・・
このような方も、まずは転職活動だけでも始めてみてください。
意外と求人を見たり、転職先が決まっていく中で
「こんなとこ今すぐやめてやる!!」
と勢いの出るパターンはよくあります。
ぜひ『研究職に強い転職エージェント』に相談するところからスタートしてみてくださいね。
しかし、転職先が決まっても
- 退職を切り出しにくい
- 退職意思を伝えたら止められた
- 法的措置がなんだの言われる
こういったケースも想定されます。
このような方は、中々自分の意志では解決できないケースもあるでしょう。
そんな方にオススメなのが、退職代行サービスです。
退職代行サービスを使えば
- 退職意思を代わりに会社へ伝えてくれる
- 自分と会社のやりとりを仲介してくれる
- 有給や退職金の調整をしてくれる
など、退職したい方の悩みをまるっと解決してくれます。
相談したその日から、一度も出社することなく退職も可能なので、安心ですよね。
しかし料金が2〜3万円ほどするため「お金は使いたくない!」という方にはおすすめできません。
逆に「多少お金を払ってでもやめたい!」という方には、神様のようなサービスです。
会社から「社則」「法律」などいろいろ言われてしまう方でも、退職代行サービスならすべて解決してくれますよ。



というより、上記を言ってくるような会社は危険なので早めに退職するのが得策だね
退職代行は、知名度、安心感、スピード感といった観点から「退職代行モームリ
気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
・退職代行モームリ
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費用 : 22,000円(税込み)
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【まとめ】研究職やめたいは逆にチャンス


今回は「研究職をやめたい!」という方に向けて、個別対処法を紹介してきました。
そんなあなたが取るべき対処法は大きく3つに分けられます。
原因 | 対処法 |
---|---|
残業が多い 職場の人と合わない 年収が低い 今の仕事ではやりがいがない | 他の研究職へ転職する |
1日中実験するのは辛い | 異業種へ転職する |
研究職の仕事を覚えるのが大変 大きなミスをした | 今の会社で対処する |
「研究職なんて合わない!やめてやる!」という方も、よく考えたら「悪いのは研究職じゃなくて会社の環境だった。」といったケースは非常に多いです。
研究職は向いているのに会社は向いていない。なのに研究職から離脱してしまう。
これでは今までの経験が台無しです。
ぜひ今までの経験は活かした上で、悩みが解決できる対策を取っていきましょう。
むしろ本記事を参考にすれば「やめたい!」という感情も適切に環境を変えるチャンスに生まれ変わりますよ。
ちなみに研究職の場合、経験を積んで転職を繰り返すほどよい企業へ就職できます。
良い企業ほど
- 年収が高い
- なのに残業は少ない(システム化されてるから)
- 余裕があるので人間関係も落ち着いている
と多くの悩みが解決される職場環境が待っています。
意外と数年の研究の経験がある方は、上記に該当する求人が見つかったりするので、ぜひ転職活動だけでもはじめてみてください。



どうしてもつらい人はまず、「退職代行モームリ
1日でも早く行動し、あなたに最適な職場環境を手に入れてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイト『化学業界の歩兵』では、研究職で楽しく働くための情報を発信しています。
よければ他の記事も参考にし、楽しい研究ライフを送るための判断材料にしてください。


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