
研究職の仕事にストレスを感じている
もはや不満しかないよ!
研究職でストレスを感じる方は多いです。
私も、入社直後は覚えることが多くてストレスを感じていました。
でも安心してください。
研究職のストレスはやり方次第で解消できます。
本記事では、現役化学メーカー研究職の私が「研究職のストレス解消法⇩」について解説します。
本記事を最後まで読めば、毎日晴れやかな気持ちで出勤できるようになりますよ。
現役化学メーカー研究職
国立大卒化学工学専攻
化学メーカー転職市場を熟知
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研究職でストレスが溜まる瞬間5選


研究職でストレスが溜まる瞬間は主に以下の5つ。
成果が出ない
研究職の仕事はすぐには成果が出ません。
研究していることのほとんどは製品化、実用化に繋がらないことが多く、「千3つ」などといわれることがあります。
実用化されず、売り上げに直接貢献できないとなると、どうしてもストレスが溜まってしまいます。



頑張っているのに評価されないのはちょっとつらいですよね
繁忙期が忙しい
研究職は、特許、論文、技術への移管のときにめっちゃくちゃ忙しくなります。
特許や論文、学会発表などの社外への情報公開は、会社を代表する行為であるため、入念な準備が求められます。
また、技術移管は社内でのやり取りですが、準備を怠ると適用されずに終わってしまう可能性が高く、こちらも慎重な対応が必要です。
普段は定時帰りの会社でも、繁忙期は残業せざるを得ない環境になります。
忙しければ忙しいほど、ストレスを感じる方がいるのは自然なことです。



繁忙期の研究職はストレスが溜まりがちですね
覚えるのが大変
研究職は専門職なので
- 化学基礎知識
- 専門知識
- 業務効率化
- ITスキル
などなど、入社直後は覚えることが多くて大変です。
中には年1の業務もあり、慣れない仕事で苦労する方も…。
入社直後にストレスを抱え「研究職やめたい!」と思う方も一定数います。



最初の1年が一番大変でした、、、
他部署から理解されづらい
研究職は、技術開発職、生産技術職と連携することが多いです。
研究で考えたものを技術に移管することで、技術が生産適用するための検討を始めます。
ところが、技術と上手く連携できなければ、ストレスにつながることもしばしばあります。
また、
- 基礎実験
- 資料作成
- テーマ検討
などの研究していることは、生産工場にいる技術にとっては楽に見えてしまいます。
他部署から理解されづらいことにより、「居心地が悪い」と感じる方もいるでしょう。



仲良くする心がけも、研究職をやっていくうえで重要なスキルですね
ミスが許されない
研究職では、数字は非常に大事な世界です。
つまり
「ちょっとしたミスをする→上司からつつかれる→ストレスがたまる」
このように、負の連鎖に陥りがちです。
特に技術への移管前は業務が増えるため、ミスが発生しやすいタイミング。
ミスが発生すると、修正や再提出が必要になり、作業量も増えてしまいます。



ミスが多くなればなるほどストレスの原因につながってしまいますね
研究職のストレス解消法5選





研究職なんかやってられるかー!
そう思う気持ちもわかります。
でも安心してください。
研究職のストレスは解消できます。
その方法を5つご紹介します。
閑散期に準備する
閑散期に準備しておくと、繁忙期のストレスを軽減できます。
研究職はITシステムの導入で効率化されているものの、人の手による仕組み化等も必要です。
繁忙期は目の前の仕事に追われるため、
- 関数やマクロで効率化
- ショートカットを覚える
- スケジュールを調整しておく
など、閑散期だからこそできる準備をしておきましょう。



ここで準備できるかどうかが繁忙期の忙しさを左右するよ
資格を取得する
資格取得はスキルアップにつながり、仕事へのやりがいを感じやすくなります。
おすすめ資格は危険物取扱者甲種です。
危険物取扱者には、甲種・乙種・丙種の3つの種類があります。
このうち、最も幅広い危険物を取り扱えるのが甲種であり、試験の難易度も最も高くなっています。
昇給や資格手当につながる可能性もあるため、迷ったら危険物取扱者甲種を学んでおくと良いでしょう。



化学メーカー研究職におすすめの資格をまとめたので
ご覧ください!


ミスを減らす仕組みを作る
ミスを減らせば、上司からつつかれることがなくなりストレスが減ります。
研究職の仕事でミスしやすいのは以下3つ。
- データ入力ミス
- 参照ミス
- 実験ミス
取り扱うデータ数が非常に多いからこそ、上記のようなミスが発生します。
このようなミスを防ぐには
- 整理整頓を心がける
- 事前準備を徹底する
- 業務を効率化する
- セルフチェックを怠らない
などを意識していくことが大切です。
カウンセリングを受ける
ストレスが強い場合は、カウンセリングを受けるのも一つの方法です。
社内ではなかなか相談しづらいと思うので…。
こういうときは、外部のサポートを頼りましょう。
人に話をするだけでも、ストレスは軽減します。
カウンセラーと話す→ストレスの原因を理解→アドバイスを受ける
このサイクルを実践して、適切なストレス解消法を見つけてみてください。
転職を検討する
研究の仕事にストレスを感じている場合は、転職を検討するのも一つの方法です。
転職することで、
- 人間関係
- 職場環境
- 仕事の担当
が変わり、ストレスを解消できる可能性が高いです。
また、あなたのスキルをしっかりと評価してれくれる会社がみつかれば、そこはホワイト企業である可能性も十分あります。
転職で年収アップも期待できるので、ぜひ自分にあった企業へ転職してみてくださいね。
根本的なストレス解消には転職がベスト!


根本的な研究職のストレスを解消するには転職がベストです。
ストレスが外的要因である以上、あなたがいくら頑張っても周りの環境は変わりません。
つまり環境を変えるしかないということ。
そのために転職は必要不可欠です。
また、数年研究職で働いている場合、会社はあなたの実力を評価しきれていない可能性があります。
「求人を見てみたら良い企業たくさん出てきた」なんてのもよく聞くはなし。
ちなみに売り手市場である研究職では、経験者はかなり優遇されます。
ぜひ今の研究職に少しでも不満のある方は、まず転職活動から始めてみてください。
転職活動のスタートは、無料でサポートしてくれる転職エージェントの利用が必須。
実はホワイト求人の多くは、一般公開されていないんです。
転職エージェントなら非公開の求人も多く紹介されるため、それだけでも利用価値があります。
ぜひ最初は登録だけでも良いので、進めてみてくださいね。
【まとめ】研究職のストレスは解消できる!


研究職のストレスの解消方法はたくさんあります。
人によってストレスの内容は異なるので、ぜひ自分に合った解消法を試してみてください。
もし「自分ひとりじゃうまく解消できないな」と感じたら、環境を変えてみるのがベストです。
転職をすることであなたのストレス要因を一気に解消できる可能性があります。
まずは転職エージェントに相談し、あなたの能力に合ったホワイト企業を見つけてみてください。
エージェント次第では、あなたの実力を評価してくれるお宝求人が見つかるかもしれませんよ。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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