
研究職って何がいいの?
研究職で働くメリットがあれば知りたいな
正直言って化学メーカーの研究職は最高です。
- 入社前の私→研究職ってなんか楽そうだし休みも多そう
- 入社後の私→研究職メリット多すぎでしょ!素晴らしすぎる…
このように、実際に働いて気づけたメリットがたくさんあります。
本記事ではそんな研究職の良さを、現役化学メーカー社員である”歩兵くん“が紹介していきます。
本記事を最後まで読めば
- 研究職の良さ
- 研究職のメリットを最大限活かした働き方
が全てわかりますよ。
研究職への転職を検討している方はもちろん、研究職の良さをイマイチ感じられていない方もぜひ最後までご覧ください。
現役化学メーカー研究職
国立大卒化学工学専攻
化学メーカー転職市場を熟知
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研究職で働くメリット5つ


実際に研究職で働いていて感じたメリットを5つ紹介します。
ワークライフバランスが取りやすい
研究職はワークライフバランスが良く、土日休み&定時帰りが実現しやすい職種です。
理由は年間を通したスケジュールが決まっているから。
他の職種でありがちな
- 工務・保守→急な機械トラブル
- 生産技術職→急な生産トラブル
- IT職→急なシステムトラブル
など、突発的な「残業」や「休日出勤」がほとんど発生しません。
急な仕事が発生しずらく「予め準備しておく」などの対策が立てられます。
空いた時間を
- 副業
- プライベート
などにあてることができ、安定して生活できるところが研究職の素晴らしいところですね。



化学メーカーでも研究職は突発的な仕事が起こりづらい職種ですね
詳しく知りたい方は『研究職のワークライフバランスが良い理由』もあわせてご覧ください。


納期がゆるい
研究職にはノルマがありません。
営業のように
- 今月は最低限○件売らないと…
- 達成したと思ったら来月も…
- 頑張ってるのにうまくいかない…
と終わりの見えないノルマに追われ、肉体的/精神的に疲弊してしまうこともないです。
やったらやった分だけ仕事が進む経理は、精神衛生上めちゃくちゃ良いと感じています。



納期がゆるいため
コアレスフレックスで働くことができます
会社に絶対必要とされる
研究職は、新たな価値を生み出す役割として会社になくてはならない存在です。
化学メーカーは製品を生み出すことが仕事です。研究職は化学製品を創り上げます。そして、一度作れば終わりではなく改善していかねば競争力で負けてしまいます。
研究開発のない製造メーカーはほとんど存在しません。
「どの会社にも必要=需要がある」ということです。
身につけた経験やスキルが他の会社でも活かせるのは大きいですよね。
長く仕事を続けていきたい方にとって研究職はもってこいの仕事です。
自己成長すれば残業も減らせる
いくらワークライフバランスの整った研究職でも、繁忙期は残業を強いられがちです。
そんな場面でも
- 業務の効率化
- システムの導入
- 経験で身につく慣れ
など、自己成長と共に残業時間は確実に減らしていけます。
どれだけ頑張っても振られる仕事が増えるだけ(給料は増えない)といった職種が多い中、研究職に多いコアレスフレックスなどで自分次第で仕事時間を調整できる研究職は冗談抜きで最高です。



業務効率化のおかげで、残業時間はほぼゼロで帰れています
ホワイト企業へ転職しやすい
研究職はホワイト企業へ転職しやすいのが大きなメリットです。
実務経験があるだけで、転職先は割と簡単に見つかります。
つまり、今の職場が合わなかった場合でも、気軽に職場を変えることが可能です。
実際、研究職のいない会社はありません。
A社もB社もC社も、どこの化学メーカーでも研究職はあります。
また、研究職は世界共通の「化学原理」に則って仕事が進みます。
つまりどの企業に行っても経験が役に立つということ。
転職のハードルが低いのは研究職ならではのメリットですね。



私の会社にも何社も経験している人がいます
視点を変えると、研究職は経験を積めば積むほど転職しやすいスキルが身に付きます。
職場が変わっても、研究職の仕事を続ける人が多いのはそういうことです。
女性でも出産後戻ってきやすかったり、公平にスキルを評価されて働ける環境があります。
そして経験を活かして転職できるハイレベルな企業こそ
- 年収が高い
- 効率化が進んでいる
- メンバーにも余裕がある
などなど、まさにホワイト企業といって良い環境が整っています。


研究職のデメリットも把握しておこう


研究職は良いところだけでなく、デメリットも存在します。
よく「研究職はつまらない」という方もいらっしゃるので、その理由を7つあげていきますね。
- 繁忙期は忙しい
- 向いてない人は頭おかしくなる環境
- 専門的で覚えることが多い
- AIで将来なくなる可能性がある
- 直接評価されにくい
- 年収が上がりにくい
- 人間関係が難しい
などなど
並べると恐ろしくみえますが、どれも
- 勘違い
- 対処可能
といったケースが多いです。
詳しく知りたい方は『研究職はつまらないと言われる理由』もあわせてご覧ください。


結局研究職ってアリ?ナシ?


正直研究職はアリです。
こんな天国のような職場、心からおすすめしたいです。
でもこれは私個人の考えであり、人によっては「合わない」なんてことも十分ありえます。
判断基準として、
- 研究職のメリットに魅力を感じるか
- 研究職のデメリットを受け入れられるか
- 研究職のデメリットも自分で改善していけそうか
この辺りを満たしていれば、研究職に就職しても上手くやっていけるはずです。
忘れないでもらいたいのが、どんな職種でも良い点悪い点は存在するということ。
会社員である以上「全てが完璧!不満も一切なし!」という環境はほとんどありません。
あなたがどこに重きを置くかを考えて決めてみることが良い職探しのコツになります。
ただ研究職は、向き不向きがはっきり分かれる職種でもあります。
不安な方は『研究職が向いている人の特徴は?』の記事もチェックしてから転職を検討してみてくださいね。


「研究職いいかも」と思った方へ


現段階で「研究職いいかも」と思っている方へ。
ぜひ研究職への道を目指してみてください。
私自身、研究職へ転職し
- 研究職の仕事内容が楽しい
- 残業もなく好きに有給消化できる
- 専門性があり、将来への不安がなくなる
など、人生が激変するほどのメリットを感じています。
研究職に就いたその日から、月曜日の憂鬱が訪れたことは一度もありません。
毎朝起きるのが楽しいです。
ぜひみなさんにも研究職の良さを体感してもらいたいと思います。



研究職気になるけど、未経験だし、、、
確かに研究職未経験だと、中々内定を取るのは難しいです。
私も数十社連続で書類選考に落ちるといった経験をしたことがあります。
しかし正しい方法で転職活動した結果3社から内定をいただくことに成功。
同じ実績でも転職活動のやり方で結果は大きく変わってきます。
まとめ : 研究はメリットたくさんあります


研究職には
など、たくさんのメリットがあります。
正直私からしたら天国のような職場です。
ぜひ「デメリット⇧」も確認した上で「研究職良いな」と思ったら、転職を検討してみてください。
正しい方法で転職し、毎朝が辛くない研究人生を一緒に送れることを楽しみにしています。
転職方法は以下記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイト『化学業界の歩兵』では、研究職で楽しく働くための情報を発信しています。
よければ他の記事も参考にし、楽しい研究ライフを送るための判断材料にしてください。
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