
研究者ってワークライフバランスどうなの?
ブラックのイメージがあるけど、、、
はじめまして。私(@hoheikun_cheme)は、大学院卒業後に化学メーカーで研究開発職として働いています。
同じ研究者でも
- 残業多くて時間が取れない…
- 定時で帰れて休みも取れる♪
など、様々な環境の方が存在します。
ですが結論、研究職のワークライフバランスは最高です。
理由は、研究職の仕組み上
1.スケジュールが決まっている
2.フレックスタイム制を利用できる
3.ブラック企業から逃げやすい
といった働き方が実現するからです。
本記事ではその「詳しい理由⇩」と「ワークライフバランスの良い求人の見つけ方⇩」を研究者の視点から解説していきます。
私と同じで「研究職でワークライフバランスを重視したい方」は、ぜひ最後までご覧ください。


研究職はワークライフバランスがいい理由


研究職はワークライフバランスが整った職種です。
もちろん、会社によっては激務な環境も存在しますが…。
働き方を細分化すると、研究職は非常に安定しています。
そんな研究職のワークライフバランスが良い理由は以下3つ。



わしの頃は命を賭して働いておったぞ
スケジュールが決まっている
研究職はスケジュールがある程度決まってます。
例えば「研究報告」「特許」の時期は忙しいけど、あとは普通。
といった感じで
- 繁忙期(忙しい時期)
- 閑散期(暇な時期)
がある程度把握できるのが研究職の良いところでもあります。
つまり
- この日は忙しいから今のうちに準備しておこう
- この時期は暇だから有給取って旅行に行こうかな
など、仕事もプライベートも予定が組みやすいのが特徴です。
他の職種でありがちな
- 急なトラブル対応
- 取引先の都合に振り回される
- いつ終わるかわからないプロジェクト
などがないので、メリハリつけて働けます。
これが研究職のワークライフバランスが良い理由の一つですね。



「急に仕事が入ってきて友達との予定をキャンセル」なんてこともほとんどないよ。予定立てやすいのはホントに強い。



生産部署であれば
トラブル対応でいつでも出勤じゃからな
わしも働かせたい!


業務時間を短縮できる
研究職は、業務の時間短縮がしやすいです。
理由は
- システムの強化
- AIの導入
- 外部委託
などが充実しているから。
単純業務が減った分、他の業務に集中しやすくなっています。
時代が進むに連れ、残業せずに帰れる環境ができつつありますね。
業務時間を短縮するほど、ワークライフバランスもどんどん良くなっていきます。



ボクは毎日1時間かかる業務を
30秒で終わらせるよう効率化したりできてるおかげで
定時帰りが実現できてるよ
逆に考えると「効率化できてしまう業務」を担当し続けている方は注意が必要です。
激務が改善されないどころか、仕事がなくなってしまう可能性もありますからね。
研究職の将来性が不安な方は『研究職は人手不足!?』もあわせてご覧ください。


ブラック企業から逃げやすい
研究職はブラック企業から逃げやすいです。
理由は、研究職は経験を活かして転職しやすいから。
基本的に
- どの化学メーカーにも研究部署はある
- どの業界に行っても研究の基本は同じ
といった特徴があり、一度経験を積んでしまえば転職活動でも無双できます。
他の職種に比べると、かなり転職しやすい部類ですね。
つまり今「ブラック企業に勤めてる…」という方も「ワークライフバランスの整った企業へ移りやすい」という強みがあります。
また、人によってワークライフバランスの定義は違うため
- 残業のない会社が良い
- 土日だけはどうしても休みたい
- 好きに有給消化できるところが良い
など、自分の要望にマッチした会社が選べるのも嬉しいポイント。
自分にあったワークライフバランスが手に入るのは研究職ならではですね。



転職を繰り返して最適な職場環境を見つける研究者は多い印象だね


ワークライフバランスが整った研究職で働くメリット


ワークライフバランスの整った研究職で働くメリットは以下3点
ストレスがかかりにくい
ワークライフバランスの整った研究職は、ストレスがかかりにくいです。
理由は
- 余裕を持って仕事ができる
- 忙しい日を事前に把握→準備できる
など、閑散期・繁忙期関係なく余裕を持った仕事ができるから。
こういった会社は社員にも余裕があり、ギスギスしてないことも多いです。
ストレスを最小限に抑えた働き方が実現できるのは、ワークライフバランスの整った研究職の特徴ですね。



意外と繁忙期でも楽しく働けちゃうよ
プライベートが充実する
ワークライフバランスの整った研究職は
- 予定がつけやすい
- 残業が少ない
- 休みも取りやすい
といった特徴があり、プライベートの充実度がハンパないです。
空いた時間を
- 勉強する
- 副業する
- 趣味に没頭する
- 仕事帰りに友達とご飯
- 家族と旅行に出かける
など、自由に使い回せます。
正直コレが、個人的には幸福度を上げてくれている要因ですね。
最高です。



「仕事してお金はあるのに時間はない」ってのが
個人的には一番つらいからね
収入の柱を増やせる
ワークライフバランスの整った研究職は、
- 給与
- 副業
- 投資
など、空いた時間で収入の柱を増やせます。
これは、時間に余裕があればあるほど実現しやすいですね。
最近は終身雇用の時代も終わり、いつ職がなくなってもおかしくない世界です。
人間の寿命よりも会社の寿命のほうが短いのは事実ですからね。
だからこそ、研究職一本で収益を得るのではなく、他の収入を取り入れることで安心材料にする。
という選択肢も取れるということです。
「研究職の仕事が好き!」という方も、研究スキルを活かした記帳代行なども可能ですしね。
どの働き方が正解と感じるかは人それぞれです。
ただ、「幅広く選択できる」というのはワークライフバランスの整った研究職の特権かな。とも思います。



わしも様々な政策を打ち出したし
同じじゃな


ワークライフバランスの整った研究職求人の探し方


ワークライフバランスの整った研究職求人の探し方は以下4つ。
利益率の高い業界を狙う
ワークライフバランスの良い研究職は、利益率の高い業界が狙い目です。
理由は、儲かっている会社はキャッシュにも余裕があり
- 人材募集
- システム導入
- 外注化
などを積極的に行っているからです。
つまり、一人あたりの業務内容に余裕があるということですね。
逆に業績が悪いと人員削減が行われ、少数で仕事を回す必要があり負担も増します。
ワークライフバランスとは程遠い会社になってしまいますよね。
売上ではなく、利益がある企業を狙ってみてください。
ちなみに「大手だから儲かってる」ってのは勘違いだから注意。大手でも赤字のところはあるし、中小でも利益率が高い会社はたくさんあるからね。逆もしかり!



金のあるところは余裕があるからのー
人ものびのびしておる
口コミサイトをチェックする
ぜひ転職前には
- 転職会議
- Open Work
など、企業の口コミサイトをチェックしておきましょう。
実際に働いていた方の声が書かれているので、参考になります。
ただ基本不満に感じている方が書き込んでいるため、どこも評判は悪く見えがちです。
全てを参考にすると、入る企業がなくなってしまうので、
- どの口コミも残業時間が圧倒的に多い
- 総合評価が他に比べて低い
など、相当評価の悪い会社を候補から外すイメージで使うのがおすすめです。
あくまで一つの指標としてチェックしてみてくださいね。



リアルな声は超大事
派遣の研究職で働く
派遣の研究職で働くのも意外とおすすめです。
理由は
- 基本決まった時間で帰れる
- 研究職は専門職だから意外と時給が良い
- 空いた時間で副業すればさらに稼げる
など、派遣だからこその強みが活かせるから。
これから研究職を目指す方も、派遣で経験を積んでから正社員を目指す方も多いです。
意外と求人数もあるので、気になる方はぜひ視野に入れてみてくださいね。



じっくり経験を積んでいる者は
扱いやすいぞ
転職エージェントに職場環境を聞く
ワークライフバランスの良い研究職に就きたいなら、転職エージェントを活用するのが一番確実です。
理由は
- 職場の雰囲気は?
- 実際のところ残業時間はどのくらい?
- 有給取ってる人ってどんな感じで取ってる?
など、企業の内部事情をかなり細かく教えてもらえるから。
入社後のギャップを最大限抑えられるということですね。
求人票や公式ページには載っていない、リアルな情報を教えてくれます。
特に、研究職に強い転職エージェントは、企業と密に繋がっており非常におすすめ。



転職エージェントは頼りなる人を見つけるのが大変なんですよね、、、
【まとめ】研究職はワークライフバランスが最高です
研究職のワークライフバランスは良いです。
もちろん会社によりますが、職種上ワークライフバランスが整いやすくできています。
ワークライフバランスが整っている会社にいることで
など、たくさんのメリットが受けられます。
ぜひ
など工夫しながらワークライフバランスの整った研究職求人を探してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイト『化学業界の歩兵』では、研究職で楽しく働くための情報を発信しています。
よければ他の記事も参考にし、楽しい研究者ライフを送るための判断材料にしてください。



みなの研究生活を楽しみにしておるぞ






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