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【現役社員の体験談】化学メーカーの研究職は人手不足!?逆にチャンス!

はじめまして。私(@hoheikun_cheme)は、大学院卒業後に化学メーカー技術開発職として働いています。

歩兵くん

研究職は人手不足って聞いたけどホント?
なんか忙しそうだし、研究職はやめとこうかな…

実際、今の化学メーカーの研究職は人手不足です

これを聞いて

  • 激務だ…
  • 研究職オワッタ…

と捉える方もいますが…。

個人的にこれはチャンスだと思ってます。

考え方と立ち回り次第では、この「人手不足」をうまく利用することも可能です。

本記事では研究職が人手不足になる「原因⇩」「チャンスに変える方法⇩」を余すことなく紹介していきます。

しっかり理解することができれば、現代社会でもゆとりをもって働けますよ。

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研究職が人手不足になる原因

研究職が人手不足になる原因は以下3つ。

労働人口が減少している

単純に日本の労働人口は減少しています。

総務省統計局によると2021年→2022年で、労働人口は5万人減少しているとのこと。

労働人口の減少グラフ 総務省統計局
総務省統計局 労働力人口

近年は少子高齢化の問題もあり、より労働人口の減少が予想されます。

よって、研究者が減ってしまうのも自然なことです。

これはどの職種においても言えることですね。

歩兵くん

今までと同じ方法で仕事をしていたら
どんどん手が回らなくなっちゃうね

専門スキルや経験が必要とされる

研究職には

  • パソコンスキル
  • 理系学問の知識
  • 研究遂行能力

など様々なスキルが必要とされます。

この専門スキルが原因で、中々新規で参入づらい点も、人手不足の原因になります。

これに加え研究者は実務経験が重宝されがちです。

つまり「スキルのある人材」を企業間で取り合いになっているのが現状ですね。

よって、完全未経験から研究職へ転職するのは簡単ではないことも事実になります。

ネガティブなイメージがある

研究職は

  • 地味
  • 繁忙期が忙しい
  • 成果が出にくい

など、ネガティブなイメージを持たれがちです。

中には「研究職はやめとけ」という人さえいます。

長く続けることを考えると「研究職はいいや」と、除外されてしまう=新規参入者が減ってしまう

これが研究職の人材不足の原因につながっているわけですね。

もちろん研究職は向き不向きのはっきり分かれる仕事なので、合わない人には合いません。

とはいえ多くの方が「やめとけ」の理由を勘違いしているのも事実です。

そして研究者のネガティブなイメージは「スキルアップ」「転職」などで、ほとんど解消できます。

現時点で研究職に不安のある方は、ぜひ以下記事もあわせて参考にしてみてください。

研究職の人手不足をチャンスに変える2つの方法

歩兵くん

研究者は人手不足なのか…
ちょっと不安だな…

確かに企業からすれば人手不足は深刻な問題です

でも、

  • 現在研究職で働いている
  • これから研究者として働こうと思ってる

こういった方からしたら逆にチャンスになります。

そんな研究者の人手不足をチャンスに変える方法は以下2つ。

業務改善を提案する

まず、現在人手が足りない研究職で働いている方は、業務改善のチャンスです。

会社側も人手不足であることは感じているはず。

これを機に

  • 業務委託
  • 人員の募集
  • システムの導入

などをガンガン提案していきましょう。

提案だけでなく、自ら業務改善などを行ってもOKです

これをするだけで会社内での評価は一気に上がります。

これは人手不足を感じてる会社であればあるほど評価されます。

会社側も重い腰を上げるきっかけになるはずですしね。

ちなみに案が通ったら積極的に提案した業務に携わりましょう。

これは会社の評価が上がるだけでなく、自身の市場価値アップにも繋がります。

つまり

「人手不足だった」→「業務改善を提案」→「携わった結果〇〇という成果が出た」

こういった経験は、他の企業からも重宝されます。

つまり転職にも強く活かせるということですね。

ぜひ人手不足をチャンスと捉え、評価アップや自己成長の機会にしてみてください。

転職活動してみる

研究職の人材が不足しているということは、売り手市場です。

画像の通り、研究職の求人倍率は増加傾向にあり、前年比140%超えが予想されています。

つまり研究者を欲しがる企業が増えているということですね。

特に2025年は、かなり転職しやすくなっています

  • これから研究職に挑戦したい
  • 今の研究職が激務でツラい

こんな方は、ぜひこのタイミングで転職活動を進めてみてください。

【まとめ】人手不足は研究者にとってはチャンス!

正直研究職は

1.労働人口が減少している
2.専門スキルや経験が必要とされる
3.ネガティブなイメージがある

といった理由から、人手不足に陥りがちです。

でもそんなときだからこそ、研究者にとっては大チャンス

売り手市場である今

  1. 業務改善を提案する
  2. 転職活動してみる

といった行動が、自身の成長へと繋がります。

ぜひ今の状況をフル活用しつつ、ゆとりをもった働き方を実現してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

本サイト『化学業界の歩兵』では、化学メーカーで楽しく働くための情報を発信しています。

よければ他の記事も参考にし、楽しい研究職ライフを送るための判断材料にしてください。

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